人間関係改善のためのコミュニケーション

NLPトレーナー梅本和比己のブログ
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サンタフェのグラデュエイトコース

  昨日30日に、サンタフェNLPの自己成長を促す特別研修であるグラデュエイト・コースに参加する方々が、成田を出発しました。参加者は、これからの旅路への期待と興奮を胸に、元気よくゲートに向かったと思います。思いますというのは、搭乗手続きのところから、みんなの姿を見失ってしまったからです。少し心残りのする見送りになってしまいましたが、皆さんが全員出発し、今日無事にサンタフェについたとわかって、ほっとしています。

 初めて会う人も同士もいますが、何人かは顔見知りの方々なので、すぐにこれからの話題を話していて、とても盛り上がっていました。その一人Kさんは、「いくつか気になる洋服を持ってきたけど、帰りはそれを脱ぎ捨ててくるかもしれない」と話してくれました。
何か、心に期するところがあるのでしょうね。

 このグラデュエイト・コースは、今回で最後の開催となります。開催地であるニューメキシコ州のサンタフェは、静かで独特の美しさを持つとても綺麗な町です。アメリカ人にとっても憧れの観光地の一つであるサンタフェは、治安も良く自然があふれていることでも有名なところです。

 
サンタフェNLP | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

体の言葉を聴いてみよう!

 今日は、皆既日食の日です。テレビ中継での体験ですが、とても感動しました。
太陽が完全に月と重なると、本当に夜のように真っ暗になり、星も見えます。そして、ダイヤモンドリングが現れると、思わず大きな拍手が沸き起こります。

 この拍手は、周りにいた人たちの無意識の行動です。この時の人々の行動は、人が共通して持っている自然の体からのメッセージです。

 さて、みなさんは、「ぐっさん」という愛称で呼ばれるタレントの山口 智充さんをご存知ですか?

 朝のテレビ番組「はなまるマーケット」で、子育てについて語っていた時に,ぐっさんが紹介してくれた「体を使う子どもとの遊び」をとてもおもしろいと思いました。 この遊びは、子育て中の父親にぜひまねしてして欲しい遊び方です。

 そして、この遊びは子どもとのふれいあいにとどまらず、働く大人のメンタルヘルスにも使えるすばらしいノウハウです。

 ぐっさんには、3人のお子さんがいます。遊び方を、ぐっさんの話から説明したいと思います。

  まず、子ども達の前にまるでロボットのように立って、「ズイーン」といいながら腕を出します。そして、握りこぶしを作って「開かん!」と叫びます。すると、子ども達は、ぐっさんの手指を一本一本開こうと頑張ります。指が全部開かれたら、今度は、腕に力を入れて「曲がらん」と叫びます。すると、子ども達は、今度は、ぐっさんの腕を必死に曲げようとします。このように、一つの遊びが終わるとまた違う課題が次々と出されます。

 ただ、それだけの遊びです。実は、子どもはこのような遊びが大好きです。体を使う、つまりスキンシップによる遊びは、子どもの豊かな感性を育てる最高の体験なのです。最近、このような遊びが極端に少なくなってしまいました。

 このような遊びの体験がある子どもは、遊びながら親の愛情を体で受けとめます。子どもは、このような遊びを通じて、愛情の基礎工事をしているのです。このような体験が大人になってから生きてくるのです。


 体に愛情の基礎工事があれば、ストレス耐性がしっかりできているのです。大人になって何かのストレスを体験しても、愛情の基礎工事で築いた「大切な人間」だという確信が、ストレス病になることから救ってくれるのです。

 また、もし大人が子どもとこのように遊ぶことは、ストレスを持っている大人をストレスの中から引き出し、気分を晴らしてくれることもあるのです。

 これらは、人間が本来持っている不思議な力です。私たちの不思議な心の働きの一つが、「直観」ではないでしょうか?
 この直観を磨くセミナーが、9月19日に行なわれます。講師は、NLPとコーチングのマスタートレーナーであるジョセフ・オコナー先生です。
 詳細は、下記のURLでご覧下さい。

http://www.iryo.co.jp/q1586.html

親子・家庭 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

営業電話の苦手意識をどう克服するか?

チーム医療の梅本です。
相変わらず、むし暑い毎日に悪戦苦闘しています。

 さて、今日は営業の電話をかけるのが苦手なTさんのことを考えてみます。Tさんは、規顧客の開拓や新しい仕事の受注のノルマに苦労しています。

 T さんは、営業電話をかける前は、いつもすぐに気が重くなってしまうのです。気が重くなっているのですから体の活力も下がっています。しかし、意識はそれを認めずになんとか自分を奮い立たせようとします。ところが、いくら意識的に「落ち着くのだ!」「これだけ準備したのだから、それを言えばいいのだ!」などと自分に言い聞かせても、体(無意識)はすでにそれを受けとめられないという状態にあるのです。


 以前、私達は、自分以外の人々とのコミュニケーションだけではなく、自分自身ともコミュニケーションしているというお話をしました。Tさんの事例は、まさに自分自身とのコミュニケーションの例です。

 そこで、私はTさんに営業電話をかける前に、どのようなことを考えているかについてお話していただきました。


Tさんは、次のように自分の悩みを話してくれました。
(1)電話をかけると、相手は嫌々話を聞いている気がする。
(2)相手は、忙しいのに電話に出てくれているのではないかと考えてしまう。
(3)仕事の話をしたい人に、なかなかつながらないのではないか?と思う。

 
 このような考えをしていれば、その時に湧き上がる感情・気持ちは当然否定的になってしまいます。事実Tさんは、いつも「不安」「緊張」「自信がない」と感じると言います。

 次に、Tさんにどのような状態・気持ちでいたいのかを聞いてみました。
その返事は、「前向きな気持ち」「リラックス」「自信」です。では、この「前向きな気持ち」「リラックス」「自信」にアクセスしたらどのような考えが浮かぶでしょうか?


Tさんの答えは、次のようなものです。
(1)電話をかけると、相手はちょうどよかったと言ってくれる。
(2)ゆっくりと話せる。
(3)相手の話がよく聴ける。

 このTさんとのやりとりから、Tさんの自分自身とのコミュニケーションの内容はお分かりいただけたと思います。Tさんに必要なことは、電話をかける前に、「前向きな気持ち」「リラックス」「自信」にアクセスしてから、電話をかけることです。

 Tさんは、いつか自分自身と肯定的なコミュニケーションを繰り返すことによって、電話の苦痛から開放されるはずです。

 

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