人間関係改善のためのコミュニケーション

NLPトレーナー梅本和比己のブログ
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自己一致

自己一致という考え方や態度は、カウンセラーやコミュニケーションの研修講師にとって欠くことのできないとても重要な条件だと思います。研修講師は、自分がやれていないことを、他の人に勧めることはできませんし、カウンセラーなら、クライアントの話を傾聴することができません。

また、「転移」に対して冷静な対応もできないでしょう。 このような自己一致は、どのようにすれば実現できるのでしょうか?やさしい表現をするなら、自己成長することだと思います。自分はどのような人になりたいと願っているのかという、目標や信念に気づいて、その核となる考えや気持ちを見つめることだと思います。

私も、プロ講師養成スクール「講師のためのセミナープレゼンテーション」(2009年3月1日開催)に参加しましたが、講師の伊藤啓子先生の自己一致している姿に目をみはりました。

伊藤先生の言っていることとが考えていることにずれがなく、すがすがしい思いが伝ってきて思わず感動していました。
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ゲームと転移

今年平成21年から、杉田峰康先生の新しいプログラム「スーパービジョンワークショップ」が、3月7日(土)〜8日(日)から始まりました。
http://www.iryo.co.jp/q1209.html

 このワークショップは、25年前から継続開催している「再決断療法」のご参加者の方に、この技法をマスターしていただくことを目的に今年から開催することにしたものです。
交流分析は、この数年の間に新しい考え方や技法が考え出されており、今新しい展開を迎えています。

 新しい動きの一つは、イギリスの心理療法家によるもので、精神分析の理論をより組み込んだ理論・技法です。詳しくは、ヘレナ ハーガデン, シャーロット シルズ (著), 深澤 道子 (監訳)「交流分析―心理療法における関係性の視点」をお読み下さい。

 このワークショップは、精神分析の「転移」や「生育歴」のお話から始まりましたが、杉田先生が言われた「ゲームは転移が源である」という言葉が、今も私の脳裏に焼きついています。ゲームを転移と考えれば、いろいろなことが明確になる気がして、とても納得できたからです。

 この研修は、今後も行いたいと思い今どのような形で運営するか検討中です。できれば、「スタディグループ」を作って、継続的に学べるようにしたいと考えています。
 

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