人間関係改善のためのコミュニケーション

NLPトレーナー梅本和比己のブログ
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年上の人の体面を保つことについて

 いよいよむし暑い日々が続く気がするこの頃です。

さて、NPOの組織の中で、おこっている人間関係の問題の例です。Aという若い理事が、年上の理事達に対して「高飛車」に話をするので、理事会の人間関係がうまくいかないのです。そのことをS理事は、以前から心配しています。

Aは優秀な若手理事なのでAがいないと、いろいろな事業もうまく進まないのですが、しかし、S理事はAの傍若無人ともいえる態度によって理事達との人間関係が悪化している状況では、今後の理事会運営がうまくいかないと悩んでいます。


このような場合の対応例を、S理事の若いA理事へのアドバイスの仕方の例として、お示したいと思います。


S理事「Aさん、相談したいことがあるので、時間をもらえますか?」
A理事「いいですよ。何でしょう」


S理事「今、私たちはともに公益事業の推進に尽力しています。特に、Aさんの役割は大きく、大変だと感じています。そんな中、私は、Aさんが時々理事や理事長とやりあっているのをみて、不安を感じることがあります。少なくとも私には、今の関係がよい関係だと思えなくて、気が重くなるのです。」


(このように言うと、Aさんは言い訳や自分の考えを話始めると思います。そこで、すかさず、次のように応じます。)

S理事「ちょっと待ってください。私は、Aさんを責めているのではないのです。私は、Aさんと一緒に、私たちの事業を成功させたいので、そのための相談をしたいのです。
私は、Aさんがどんなに努力されているかよくわかっているつもりです。だから、どのようにしたら、他の理事や理事長にAさんを理解してもらえるかを考えたいのです。」
A理事「そうですか。分かりました」


S理事「私は、最近のAさんは、他の理事たちにきちんと理解されていないと思いますし、このままいくと、よくないと感じています。Aさんは、私の懸念をどう思いますか?」
A理事「確かに私も、よい状況だとは思っていませんが・・・・」(また、言い訳を始めたら、もう少し私の話を聞いてくださいと言って止めます。)


S理事「そこで、私の相談は、私やAさんは、理事たちに今後どのようなやりかたで接していけばよいかということなのです。私もそうなのですが、年上や過去に重要な立場についていた方は、年下の者から「尊重されている」と感じないと、どんなに正しいすばらしい意見や考えを説明されても、言い方に「カチン」ときてしまいます。だから、私は、できれば、Aさんにも他の理事達から反感をかわないような接し方をしてもらえないかと思っています。なぜなら、私は、このままAさんが「生意気だ」とか「カチンくる奴」だと思われて欲しくないからです。」


A理事「私は、生意気だと思われているのですか?」
S理事「全員の方が、そう思っているのではありませんが、私のみるところかなりの方々がそう感じている気がします。私たちの共通の目標達成のためにAさんのやり方を変えるということは、Aさんにとって、納得できないことでしょうか?」
A理事「私も、生意気だと思われたくはないですが・・・」


S理事「もし、私との相談に価値があると思ってくれるなら、今後の接し方について、一緒に考えて欲しいのです。もちろん、私の言うことに納得できないと感じるのなら、Aさんのお気持ちを尊重できる他の方法を一緒に考えたいと思います。」
A理事「わかりました。」


このようなやり取りなら、A理事も耳を傾けてくれるのではないでしょうか?


ところで、私は、名古屋で下記のセミナーを行ないますので、ご都合がよろしければご参加下さい。


http://www.iryo.co.jp/q1610.html

http://arad.co.jp/

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テーマ:「よりよい人間関係とコミュニケーションスキル」
日 時/平成21年8月8日(土)10:00〜16:30
講 師/梅本 和比己

 

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